新規と増額審査に違いはあるのか?

そだてる

 

カードローンを契約すると限度額が設けられます。

 

その限度額の範囲であれば、返済が出来る限り自由に追加借り入れが可能です。

 

しかし、もし初めに設定された限度額よりも高い金額が借りたい場合、限度額の増額(増枠)をする必要が出てきます。

 

既に契約しているカードローンでの増額ではなく、新規借り入れ契約をすることも考えるかもしれませんが、できる限り借入件数は少なくしておきましょう。

 

信用情報の評価的にみても、複数借り入れがあるよりは、一つの借入先に絞ってローン実績を積んでいた方が評価が高いです。

 

1件で100万円の借入と3件で100万円の借入では、同じ残高100万円でも件数が少ない方が与信状態が良いといえます。

 

加えて、借入先を増やすという事は、下手をすれば返済手数料や利息が二重にかかりかねません。

 

例えば、消費者金融で50万円の借入があり、さらに50万必要な場合、新たに消費者金融で借入をすると、金利は18%での借入になります。

 

それが、既に借り入れのある消費者金融で増額して限度額を100万円にすれば金利も18%から15%に下がります。

 

これは利息制限法で、100万円以上の上限金利は15%と決まっているからです。

 

返済額も限度額が上がれば、残高と返済額の割合が低くなります。

 

例えば、消費者金融のプロミスの場合30万円〜100万円の返済額は残高×2.53%なのに対して100万円超になると残高×1.99%となります。

 

その様な点を考慮すると、カードローン利用後、さらにお金が必要となったら新たに申込むのではなく、できる限り増額をしたほうがいいでしょう。

 

ただし、限度額の増額にも新規契約同様、与信審査があります。

 

加えて、年収などが契約時より上がったわけでもないのに、増額審査を通過するのは難しいといえます。

 

契約時よりも、自身の返済能力や与信状態が良くなったなど、審査にプラスになるような状態であれば増額審査も通過できるでしょう。

 

総量規制ギリギリの限度額設定は無理

 

増額審査が難しい状態は、一番は金融事故の履歴が信用情報に残っている場合です。

 

債務整理などの異動情報の履歴が残っている間は、新規借り入れも増額もまず不可能です。

 

他に、増額が難しい状態とはっきり言えるのは、増額をすると総量規制の年収制限ギリギリの貸付となる場合です。

 

借入先が、銀行カードローンならば関係ありませんが消費者金融の場合は、年収制限いっぱいまでの限度額設定は厳しいといえます。

 

その為、どうしても現在の年収に対して3分の1いっぱいまで借り入れがしたい場合は、自身の収入を底上げするしかありません。

 

収入が増えていないのに、総量規制ギリギリの限度額での増額に挑むのは無謀です。

 

カードローン増額審査は何を見られる?

 

てんびん

 

増額審査においても、新規審査同様に信用情報や勤務先について確認されます。

 

増額審査で重要視されるのが、増額しようとするカードローンの返済期間、返済履歴、毎月の返済額、借入の増減になります。

 

増額は借入して一定の期間取引をしないとできません。借入して翌月に申込をしても審査に通ることはありません。

 

どれくらい取引すれば申込をしてもいいかというはっきりした基準はありませんが、最低でも半年、できれば1年は取引してから申込をした方が良いと一般的にいわれています。

 

契約先の金融機関によっては、3ヶ月でも増額可能なところがあるかもしれませんが、1年以上のローン利用実績を積んだ方が増額審査通過の可能性が高いです。

 

ところが、たとえカードローン利用期間が長くても、毎月返済が遅れているようでは審査には不利になるでしょう。

 

1日〜2日程度の遅れで返済日を変更して改善できるようであれば、増額も可能とはなってきますが毎月遅れて入金しているようであれば、返済能力がないと判断されますし、印象がよくありません。

 

きっちり返済できない人に、お金を貸したくないと思うのは個人であっても金融機関であっても同じです。

 

逆に、毎月の返済額に加えての、繰り上げ返済や随時返済をすれば、増額審査へプラスにはたらきます。

 

毎月最低金額を遅れず返済していれば利用の上で問題はありませんが、最低金額より多く返済していたら、返済能力に余裕ありと判断されて増額審査に有利になってきます。

 

最低返済額も払えていない場合は、増額は絶対通りません。

 

加えて、借入の増減も審査の判断材料になります。

 

借入件数や借入額を金融機関は把握していますから、それより増えていれば金銭的に余裕がないのではないか?と判断されてしまう可能性があります。

 

その場合は、借り入れ件数が複数に及んでいるなら、増額ついでにおまとめローンに借り換えてしまうのも一つ手段といえます。

 

総借入残高が高額である場合は、各金融機関へしばらく返済だけを行って残高を減らすことで、増額が出来るようになる可能性があります。

 

審査結果によっては限度が下がる?

 

増額審査を受けたことで、契約時より信用の低下が判明した場合は、限度額がさげられてしまう可能性があります。

 

例えば勤務先の変更に伴い収入が減少したり、信用情報にて他社借入の返済が遅れていたり、借入額が多くなっていたりしていると減額が必要と判断される場合もあるのです。

 

また、カードローン審査ではあくまで、収入の安定性を重視する傾向にあり、転職直後なども審査に不利になる可能性があるので避けた方が良いでしょう。

 

カードローン会社の規約には必ず、ローン会社は契約者の了承がなくても勝手に限度額を下げることができる文言がはいっているのです。

 

増額審査を申込のであれば、以前より借入が急激に増えていないか、勤務先などの情報は変わっていないか、他社返済は遅れていないかを確認してからでないと借入増額どころか、減額され返済のみとなってしまいます。

 

一旦減額されても、返済が通常に戻ったりすれば元の限度額へ戻してもらえることはあります。

 

そういった場合はもう一度返済実績を積みなおしましょう。

 

金融機関から増額案内が来たのに審査に落ちる?

 

初めが低額の限度額設定で、健全な利用実績を積んでいると貸付側から増額の案内が来ることがあります。

 

時に、複数社から借り入れをしている方の場合、増額案内の連絡が金融機関から来たとしても、増額審査に落ちてしまう可能性が否めません。

 

というのは、増額の案内をする際には、金融機関側は自社の利用実績だけをみて顧客に連絡をすることがあるからです。

 

しかし、実際に限度額を増額するとなった場合、勿論、信用情報を照会して審査をしますから、他社借り入れの状況によっては増額に失敗してしまいます。

 

貸付側から増額案内があったとしても、審査がないわけではありません。

 

他社借り入れもなく、信用情報にキズもないのなら、増額案内があった場合に審査を受けても問題はありません。

 

ところが、何か借り入れに関して不都合な事柄がある場合は、例え増額案内が来ても増額をしないようにした方が良いといえます。

 

増額審査を受けたことによって、与信の状態や他社の借り入れ状況の良くないところが明るみに出てしまうと、逆に限度額が下がったり利用停止にされます。

 

増額と同時におまとめを勧められることがある?

 

増額案内の際に、他社借り入れがある方に対しては、おまとめローン契約を前提に限度額を一般的な50万円以上に増額してくれる金融機関もあります。

 

ただし、それが銀行カードローンの場合なら、その方がメリットがある事が多いので特に問題はないのですが、消費者金融からの申し出の場合は注意が必要です。

 

というのは、消費者金融でおまとめをする場合、総量規制例外貸付となる可能性があり、そうなると残高が年収の3分の1以下になるまで追加の借り入れが自由に出来ません。

 

銀行カードローンの場合は、もとから総量規制除外貸付なので、増額しておまとめまで可能なら金利を下げる為にもしない手はないでしょう。

 

ところが、増額と同時におまとめの提案をされるには、他社借り入れがあって与信状態が良好がある必要がありますから、なかなか案内が来るものではないので期待しすぎないようにしましょう。