嘘を付いても審査通過してカードローン契約出来るのか?

嘘はだめ

 

カードローンへ申し込む際、審査通過に自信がない方は嘘をついて申し込もうと考える方もいると思います。

 

しかし、結論から述べると、嘘をついて申し込んでも審査通過の可能性は上がりませんし、嘘を付くことによるリスクやデメリットの方が大きいです。

 

どうしても審査通過したいが為に、申告する年収を高くしよう…他のローンやクレジットカードを使っていない事にしよう…という嘘での申し込みは少なくありません。

 

ところが、カードローンはそのような嘘までつかずとも、安定した収入があり、信用情報に異動情報の記録がなければ、審査通過は難しくないといえます。

 

カードローン審査で嘘を付きたくなる項目とバレる理由は?

 

ただ、それもカードローン申し込みをする際に嘘を付く方は一定数います。

 

そこで、嘘を付いてしまいたくなる申し込み項目と、嘘を付いてもそれが嘘だとバレてしまう理由を以下にまとめました。

 

まず、特に嘘を付きがちな申し込み項目は以下の5項目といえるでしょう。

 

  • 名前
  • 年齢
  • 年収
  • 勤務先
  • 他社借入

 

名前や年齢は一番誤魔化せない?

 

名前や年齢は本人確認書は勿論ですが、それだけではなく収入証明書や信用情報でも確認が可能なので、まず偽名や嘘の年齢が審査でまかり通ることはありません。

 

また、他人に名義を借りてカードローン契約をする名義借り(名義貸し)は違法行為にあたり、6カ月以下の懲役または100万円以下の罰金が課せられます。

 

加えて、万が一他人の名義でカードローン契約をして借り入れをすると、契約先の金融機関をだまして契約を交わしたことになるので、詐欺罪に問われる可能性もゼロではありません。

 

基本的に、名前や年齢を誤魔化して審査を受けることは無理ですし、法に反するので嘘をついて審査通過するメリットよりもリスクの方が高いといえるでしょう。

 

年収の嘘は収入証明書の提出でバレる

 

嘘の年収で申し込む時は高額の借り入れを検討していることが多いと思います。

 

ところが、消費者金融でも銀行でも50万円以上の借入となる場合は、収入証明書の提出が必須です。

 

また、消費者金融の場合、総量規制の規定もあるので他社借り入れと合わせて、残高が100万円以上になる借り入れの際も、収入証明書が必要となります。

 

その為、嘘の年収で申し込んで高額融資を借りようとしても、収入証明書での年収の証明が出来ませんから、審査に落ちます。

 

カードローン契約に在籍確認は必須!

 

在籍確認は必ず行われるので、無職の場合に嘘をついていてもバレるといえます。

 

勤務先を嘘を付いて大手企業などにしても、実際に金融機関がその会社に電話して、申し込みをした本人が在籍しているか確認を取りますから、籍がない場合は上手くいくはずもありません。

 

また、勤務先への電話連絡はなくても、社会保険証など会社に所属して働いている証拠の提出まで省くことは出来ません。

 

アリバイ会社を使っても意味がない!?

 

時に、収入証明書や在籍確認をアリバイ会社に頼む方も中にはいるようですが、金融機関は基本的にアリバイ会社の存在を知っており、アリバイ会社が用意する社名や書類に関しても把握している事が多いです。

 

したがって、アリバイ会社を利用して嘘の書類や勤務先を用意しても、カードローン審査では見抜かれ審査落ちとなる可能性が高いです。

 

アリバイ会社の利用にもお金はかかるので、カードローン審査に通過する為の嘘を用意するためにお金を使うよりは、その前に働くなり売れる物を売るなりして、借り入れでなくてもお金を1円でも手に入れる努力をする事をオススメします。

 

他社借入は信用情報に履歴が残っている

 

信用情報には、その時カードローン申し込みをした金融機関の利用履歴だけでなく、過去の利用履歴や現在の他社借入先の返済状況なども記録されています。

 

その為、他社借入件数や残高も嘘の情報で申し込んでも誤魔化しきることは出来ません。

 

信用情報には個人がどの金融機関から何円借りて現在残高が何円かなどの返済状況も記録されていれば、いつにどこへ申し込みをしたかという申し込み履歴も記されています。

 

信用情報はカードローン審査の要ですから、絶対に確認されますしまず信用情報の履歴を改竄するようなことは出来ません。

 

書類の改竄なども勿論アウト!

 

ちなみに、どこか会社に勤めている場合は、収入証明書の内容を変えることは出来ませんが、自営業者や個人事業主の方はやろうと思えば可能でしょう。

 

しかし、その場合も年収で嘘を付くのと同様のリスクがありますし、万が一審査通過して希望の額が借りられても金銭的にさらに辛くなる可能性が高いです。

 

というのは、自営業者や個人事業主の方の収入証明書の金額を高くした場合、収める税金額も高くなるからです。

 

すると、本来は申告額よりも少ない金額の収入しかないところ、税金は多く払わなくてはいけなくなるので、カードローン契約をしたことで逆に収支状況が悪化してしまいます。

 

また、個人業とはいえ、会社自体の収益を謀っている事になるので、会社に勤める一個人が収入を誤魔化すよりも悪質といえるでしょう。

 

特にバレやすく審査落ちの可能性が高い嘘は?

 

上述してきた中で、特に嘘がバレやすく審査結果を左右しやすいのは、一番最初に述べた名前や年齢に加え、金融機関が直接確認可能な情報が挙げられます。

 

金融機関が審査で実際に正確な情報の確認がしやすいのは、借り入れ件数・借り入れ残高・勤務先の在籍の3つといえるでしょう。

 

借り入れ件数や残高は、信用情報に基本的に正確な情報で保管されており、審査のうえで金融機関が確実に照会します。

 

また、勤務先への在籍確認はカードローン審査では絶対に省けず、大抵は金融機関から勤務先へ直接電話で行われます。

 

そして、その3つの情報は審査での重要性も高い為、嘘の情報で申し込んでバレた場合は、即審査落ちとなる可能性が非常に高いです。

 

したがって、借り入れ件数・借り入れ残高・勤務先の在籍で下手に嘘の申し込みをするのは止めた方が良いでしょう。

 

申し込み内容を単純に間違えてしまった場合は?

 

時に、意図的に嘘を付いて申し込みをしたわけではなく、間違えて申し込んでしまったり大まかな情報で申し込んでしまう場合はどうか?というのも気になるでしょう。

 

カードローン申し込みで間違われやすい情報に自身の連絡先や勤務先の電話番号が挙げられます。

 

意図的な嘘ではないと思われる申し込みのミスは電話で確認が入るので、その際に訂正すれば即審査落ちという事はありません。

 

また、例えば勤続年数や年収は実際の年数や収入額が中途半端になり易いので、ざっくりの数字で申し込んでも悪質な嘘の申し込みとは認識されにくいです。

 

しかし、本来の年収や勤続年数よりも故意に大幅に良くしようと嘘を付いた場合は、他の情報と合わせて審査した際の不自然さに金融機関は気づくといえます。

 

日常でも嘘っぽい事と悪気なく間違えてしまう事は、何となく判断がつくようにカードローン審査でもそのあたりは察してくれるといえるでしょう。

 

アルバイトが正社員と偽る事は可能?

 

勤務先だけでなく、雇用形態で嘘を付くのも意味がないといえます。

 

例えば、アルバイトより正社員として働いているように申し込んだ方が、何となく審査で有利になりそう!という考えで本当は非正規雇用であるのに正規雇用であるように申しむことを考える方もいるでしょう。

 

しかし、そういった場合の嘘も金融機関は長年与信審査をしてきたノウハウや顧客統計データを基に見抜きます。

 

正社員として申告されているものの、年収が伴っていなかったりすれば、金融機関も確実に怪しむので収入証明書や社会保険証の提出などを求められる可能性が高いです。

 

そうなると、アルバイトであるのに正社員だと嘘を付いたことが完璧にバレてしまいますから、バレた時点で審査に落ちるといえるでしょう。

 

ただ、書類の提出が求められない場合は、雇用形態に関してはそこまで審査で突っ込まれません。

 

無職を誤魔化すことは可能か?

 

ところで、カードローンでは安定した収入が絶対条件なので、どこにも勤めていない無職の方は契約できません。

 

中には自営業を装って、カードローン申し込みを考える無職の方もいるようですが、自営業などと嘘をついても無駄といえるでしょう。

 

というのは、自営業者や個人事業主としてカードローン申し込みをする場合、確定申告書などの書類の提出が必要だからです。

 

無職の場合は、確定申告書を用意することが出来ませんから、その様な嘘で審査通過できることはありません。

 

嘘の情報で審査通過した後はどうなる?

 

ところで、原則、嘘の申し込み情報では審査通過する可能性が低いのですが、稀に契約締結まで至ってしまう事もあります。

 

しかし、その場合も嘘をついて借りられたラッキー!では済まされない可能性が高いです。

 

というのは、カードローンで審査がされるのは契約時だけでなく、利用中も途上与信といって定期的に審査がされるからです。

 

その為、契約時の最初のカードローン審査は嘘をついてもバレなかったものの、利用中の途上与信で金融機関が嘘に気付いて借り入れが出来なくなるという事があります。

 

もし、カードローン利用中に嘘がバレた場合は、その時点で限度額内であっても追加融資は受けられなくなり、強制解約となります。

 

また、場合によっては借り入れ残高全額の一括請求をされ、その際に請求分を支払えなければ、債務整理などをするしかありません。

 

借り入れ側の過失が原因で一括請求をされた場合、その一括請求額を分割にする事は不可能です。

 

加えて、先述もしたように嘘の情報でカードローン契約をすること自体が、詐欺罪に問われる可能性があり、それは契約をした後も同様といえます。

 

最初の審査に通過さえすれば後は問題ない!という事はないので、やはり嘘を付くのは審査通過できたとしてもデメリットしかありません。

 

嘘の情報で審査通過してしまい借り入れをした場合、詐欺罪などで金融機関から訴えられ逮捕されてしまうような事は、実際にはあまりありません。
しかし、逮捕されずとも強制解約や一括返済は免れないので、嘘を付いてカードローン契約をしても余計に金銭状況が厳しくなり、メリットは何もないといえるでしょう。